花粉症対策メガネがけっこう人気ですよね。
ちょっと前までは、なんかゴツくてデザインがあまり良くなかったけど、今の花粉症対策メガネはデザインもオシャレなものが多くなりました。
メガネの上から付ける「オーバーグラス」というものや、子ども用の花粉症対策メガネまで出てきています。
特に子ども用は人気が出てきているらしく、花粉症の季節になると学校に花粉症対策メガネをつけて来る子どもが増えているそうです。
子どものうちから花粉症に悩まされているというのは可愛そうですね。
年々、注目されることが増えてきている花粉症対策メガネですが、本当に花粉症に効果があるのか疑問に感じているという声もちらほら見かけます。
実際のところどうなのでしょうか。
花粉を90%以上カット
まずメガネが花粉症対策に効果があるのかというところですが、効果はあります。
普通のメガネでも、裸眼のときと比べて約50%の花粉をカットしているそうです。
何も付けてないよりメガネを付けていたほうが目に入る花粉を防げるのは当たり前です。
しかし、半分も花粉をカットしてくれているとは、思いもしませんでした。
そして、花粉症対策メガネですが、裸眼のときと比べて90%以上の花粉をカットしてくれるそうです。
人気のJINSの花粉症対策メガネだと、約98%カットしてくれるのだとか。
もうほとんどの花粉をシャットアウトして目を守ってくれます。
これは、花粉症対策メガネは効果があると言っても良い数字なのではないかと思います。
花粉症対策メガネは、花粉をカットするために目の周りの部分はゴーグルのような形状になってます。
そうやって、目の周りの隙間を埋めているんです。
その分、重くなってずり落ちてくるんじゃないかと心配する方もいらっしゃいますが、普通のメガネよりわずかに重い程度でずり落ちてくるほどではありません。
また、花粉症対策と合わせて、紫外線カットやブルーライトカットの効果も備えたものも発売されています。
仕事でPCのモニタを見る時間が長い方は、ブルーライトカット機能があるとうれしいですよね。
やっぱりメガネ専門店で買うのが良い
高い花粉カット率を誇る花粉症対策メガネですが、ネット上ではあまり効果を感じられなかったという声も見かけます。
そういう口コミをよく見てみると、ドラッグストアやホームセンターで花粉症対策メガネを買ったという人が多いんですね。
[2ch]★花粉症用メガネ~千円くらいの買ったけど、効果わからん。気休めかも UVカットって書いてあったけど、 どの程度カットするのか書いてなくてワロエナイ
— 花粉症対策総合 (@kafun_001) 2016年11月7日
ドラッグストアやホームセンターでも花粉症対策メガネは買えますし、お値段もけっこうリーズナブルです。
しかし、花粉症対策メガネは目の周りの隙間を埋めることで花粉の侵入をカットしています。
なので、顔にフィットしないと花粉カットの効果は発揮されないのです。
やはり、専門店に行って店員さんと相談しながら自分に合う花粉症対策メガネを見つけることが大事です。
専門店で買っても、度が入ってないものでしたら4000円以下からあります。
普段メガネをかけている方は、度入りのもの買うことになると思いますが、お値段はやはり高くなります。
だいたい1~2万円くらいかかるそうです。
けっこうかかりますね…
私も目が悪くてメガネをかけてますが、視力が低いのに加え乱視もあるので、普通のメガネを買うのでも2万円とかします。
もとの値札では4000円とかそこらなのに、レンズ代がかさむのです。
花粉症対策メガネも同じように、度入りだとレンズにお金がかかってくると思います。
メガネの上からつける「オーバーグラス」という種類のものもありますが、見た目がゴツくなりますし、鼻周りに隙間ができやすく花粉カットの効果が下がるそうです。
快適に使うコツ
花粉をほとんどカットしてくれる花粉症対策メガネですが、快適に使うコツがあります。
また、気をつけないと逆に目に危ない使い方をしてしまうことも…
花粉症対策メガネを快適に使うコツや気をつける点な以下の通りです。
メガネはこまめに洗う
花粉から目を守ってくれる花粉症対策メガネ。
そのレンズには、花粉がたくさんつきます。
そのままでいると、部屋の中ではずすときに花粉が舞っちゃって、結局花粉が目や鼻に入ってくるなんてことになりかねません。
なるべくこまめに洗いながら使うことをオススメします。
コンタクトはしない
度入りの花粉症対策メガネがけっこう高い値段だからといって、コンタクトをしてその上から度なしの花粉症対策メガネをするというのはあまり良くありません。
基本的に花粉の季節は、コンタクトレンズをつけるのは避けたほうが良いです。
コンタクトをしていると、涙が花粉を洗い流すのを邪魔してしまい花粉が目に溜まりやすいですし、かゆみで目をこすってしまって目に傷をつける可能性が高くなります。
普段コンタクトの方も、花粉の季節はメガネにした方が安全です。
曇り止めを使おう
花粉症の季節になると、マスクをして鼻や口を守ると思います。
花粉症対策メガネを付けていると、マスクとの隙間がないため、普通のメガネより曇りやすいです。
曇って視界がぼやけると不便なので、曇り止めを使って対策しましょう。
また、マスクの方も「ポリウレタンフォーム」という素材を使ったマスクは隙間なく密着するため、メガネが曇りにくく花粉カットの効果も高いです。
スポーツで使うのはやめよう
花粉症対策メガネを付けてスポーツをすることは危ないのでやめましょう。
隙間を埋めるゴーグルのような構造なので、顔にボールがぶつかったりすると目の周辺を怪我してしまいます。
実際に、花粉症対策メガネが発売されてから、子どものスポーツや運動の際の目周辺の怪我が増えており、国民生活センターでも注意喚起が行なわれています。
また、目の周りを覆っているため、正面以外の視界が悪いです。
視界が悪い状態でのスポーツも危ないので、やはり花粉症対策メガネを付けてスポーツをするのは危険です。
運転の際にも、普通のメガネに付け替えたほうが安全でしょう。
子どもには子ども用を
花粉症対策メガネには子ども用のものがあります。
顔に密着する部分に柔らかいゴムのような素材を使っており、目の周りを怪我する危険性が低くなってます。
子どもは周りを見ずに走ったりして顔をぶつけることも多いでしょうから、安全のために子どもには子ども用の花粉症対策メガネを付けましょう。
花粉症対策メガネってあまり効果ない!?買って失敗する前に まとめ
花粉症対策メガネは、90%以上もの花粉をカットしてくれます。
花粉症対策の効果は高いです。
しかし、ドラッグストアやホームセンターなどで買ってしまうと、顔に合わず花粉のカット率も下がってしまいます。
メガネの専門店で、店員さんと相談しながら買うのが一番です。
度なしであれば、専門店で買ってもそんなに高くありません。
紫外線カットやブルーライトカットといった機能も付いたものもありますよ。
花粉症対策メガネを快適に使うために、こまめに洗い、曇り止めを使いましょう。
「ポリウレタンフォーム」という素材を使ったマスクは密着力が高いので、メガネが曇りにくく花粉のカット率も高いです。
コンタクトの上から度なしの花粉症対策メガネを付けるということはやめましょう。
花粉の季節にコンタクトを付けていると、涙で花粉が流れにくかったり、かゆみで目をこすって目を傷つけてしまう可能性が高くなったりします。
スポーツをするときに花粉症対策メガネをつけることも危険です。
目の周りを怪我する可能性があります。
正面以外の視界も悪くなりますので、運転のときなども普通のメガネに付け替えましょう。
顔に密着する部分が柔らかい、安全な子ども用の花粉症対策メガネがありますので、子どもには子ども用を付けてあげましょう。
花粉症対策メガネやマスクで外から花粉をかなり防ぐことが出来ますが、髪の毛とか服に花粉が付いていますので、そこから花粉が舞って吸い込んでしまうことが多いです。
やはり完全に花粉をカットするのは難しいので、花粉で鼻や目をやられる前に、体質を改善して免疫を上げておくことも大事です。
すでに花粉症になってしまった人も、症状が軽くなりますよ。
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