Tシャツのアイロンの使い方は「かける部分」を決めるだけで楽になる

Tシャツにアイロンをかけている様子を温かみのあるフラットデザインで表現した図。 洗濯・衣類ケア
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乾燥機から出したTシャツ、シワだらけで焦った経験ありませんか?

乾燥が終わった洗濯物を取り出すと、脱いだときには気づかなかった衿元や裾のシワが目立っていることがあります。出かける直前にそれに気づいても、アイロン台を出す時間はもうありません。仕方なくシワのまま着ていく、そんな朝を何度も繰り返している人は少なくないはずです。

Tシャツは普段着として気軽に洗って乾燥機にかけるものだからこそ、いざきちんとした場面で着ようとすると「ちゃんとアイロンをかけたことがない」という状態になりがちです。かけ方が分からないというより、どこまで丁寧にやればいいのか、そのラインが分からないという人が多いのではないでしょうか。

このあと、Tシャツのアイロンがけを「全部きっちりやる」前提ではなく、必要な部分だけ短時間で済ませる考え方で紹介していきます。

アイロンをかける服・かけない服を先に決める

まず押さえておきたいのは、すべてのTシャツにアイロンが必要なわけではないという点です。Tシャツと一括りにされますが、素材によってシワの残り方はかなり違います。綿100%のクルーネックの無地Tシャツなら、乾燥機から出した直後にパンパンと軽く振ってすぐハンガーにかけておくだけで、シワはほとんど気にならない程度まで自然に伸びます。一方で、厚手のコットンブロード素材やポロシャツタイプ、衿付きのTシャツはシワが残りやすく、アイロンをかけたほうが仕上がりに差が出ます。

「かけない」を選ぶ基準

基準はシンプルで、外に着ていくかどうかで決めてしまうのが早道です。全部のTシャツにアイロンをかけようとすると、それだけで洗濯後の作業が一つ増えてしまいます。家で過ごすだけの日に着るTシャツや、プリントが大きく入っていて多少のシワが目立たないデザインのTシャツは、思い切ってアイロンがけの対象から外してしまって構いません。反対に、外出用や仕事用として使うシャツ、無地でシワが目立ちやすいものだけをアイロンがけの対象に絞ると、洗濯後の作業量がぐっと減ります。

たつろん
たつろん
洗濯はドラム式で乾燥まで一気に回しているのですが、乾燥が終わった瞬間にTシャツをパンパンと振ってすぐハンガーにかけるようにしてから、無地の綿Tシャツはアイロンをかけなくても気にならない仕上がりになりました。今はアイロンをかける対象を衿付きのシャツだけに絞っています。

実際にかける時の手順とラクにするための工夫

いざアイロンをかけるとなったら、温度と当てる順番、そしてどこまで仕上げるかの三点だけ意識すれば十分です。

温度と当て方の基本

綿素材のTシャツは中温設定で十分にシワが取れます。乾いた状態でかけると生地の滑りが悪くシワが伸びにくいので、霧吹きで軽く湿らせてから当てるとスチーム機能がなくても仕上がりが変わります。かける順番は、衿元→肩→前面→裾の順に、Tシャツの内側から外側に向かって伸ばしていくと生地が引っ張られにくくなります。

見える部分だけで十分

Tシャツを着たときに実際に人の目に触れるのは、正面と衿元がほとんどです。裾や背中側まで丁寧に仕上げようとすると時間がかかるので、前面と衿元だけかけて終わりにするくらいで十分でしょう。それでも見た目の印象は十分変わります。

前の晩に済ませておく

朝の忙しい時間にアイロン台を出すのは、それだけで気力を消耗する作業です。前日の夜、翌日着るTシャツを決めたタイミングで一緒にアイロンをかけておくと、朝は着るだけの状態になります。この一手間を仕組み化しておくだけで、平日の朝がずいぶん楽になります。

たつろん
たつろん
朝はいつも時間が足りなくなりがちだったので、前の晩に翌日着るTシャツを決めてアイロンをかけておくようにしました。それだけで、朝バタバタしてシワのあるTシャツをそのまま着ていく、ということがなくなりました。

Tシャツにアイロンをかけている様子を上から見た図

プリントTシャツや化学繊維で失敗しないための注意点

素材が違えば注意点も変わるので、綿以外のTシャツをかける前には必ず確認しておきたいポイントがあります。

プリントは高温で溶ける

プリントTシャツに高温のアイロンを直接当てると、プリント部分が溶けて生地に貼りついたり、光沢が出て仕上がりが変わってしまうことがあります。プリントのあるTシャツは低温設定にして、Tシャツを裏返してから裏面にアイロンを当てるか、プリント部分の上に薄い布(プレスクロス)を一枚のせてから当てると安全です。

ポリエステル混の生地は高温NG

ポリエステルが混ざっているTシャツは、綿と同じ中温でかけると生地が縮んだり、溶けて光沢が出ることがあります。洗濯ラベルの温度表示を必ず確認し、低温設定から試すようにすると失敗しにくくなります。

たつろん
たつろん
以前はTシャツも隅々まで完璧に仕上げようとして、一枚に何分もかけていました。結局面倒になって続かなくなったので、今は前面と衿元だけ、多少シワが残っていても「まあ、これくらいでいいか」で終わりにしています。

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まとめ

Tシャツのアイロンがけは、全部の服に同じ手間をかける必要はありません。素材とシーンで「かける・かけない」を先に分けて、かける場合も見える部分である前面と衿元だけに絞れば、それだけで十分見た目は整います。

前の晩にまとめて済ませておく仕組みにすれば、朝の時間を圧迫することもありません。プリントTシャツやポリエステル混の生地は低温設定とプレスクロスを使い、生地を傷めないようにだけ気をつければ大丈夫です。

大事なのは、完璧に仕上げることではなく続けられる加減を見つけることです。見える部分だけ整えて、あとは「まあ、これくらいでいいか」で切り上げる。それくらいの力の抜き方が、結局いちばん長続きするアイロンがけの形だと感じています。


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