靴箱の収納スペースを増やす方法7選|狭い玄関でもできる収納術

靴箱に収納された色々な靴と、収納ボックスが積み重ねられている玄関の様子 収納・片付け
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靴箱がパンパン…収納を増やす方法、探していませんか?

靴箱の扉を開けると靴が押し込まれてパンパン、入りきらない分は玄関の床に直置き。気づけばそんな状態になっていませんか。

収納はクローゼットくらいしかなく、玄関の靴箱もそれほど大きくない。そんな住まいだと、物を増やす方向では対応しきれず、「持たない」方向に倒すしかなくなってきます。玄関に出しっぱなしにする靴の数をルール化するだけでも、床に靴が散らばる状態からは脱出しやすくなります。

結論から言うと、靴箱の収納を増やす方法は大きく分けて「空間を有効活用する」「デッドスペースを使う」「靴自体の数を見直す」の3つのアプローチに分けられます。この記事では、賃貸でも原状回復を気にせずできる方法を中心に、僕が実際に試して効果があった7つの方法を紹介していきます。

縦の空間を使えば収納量は簡単に増える

靴箱の中はデッドスペースの宝庫で、縦方向を意識するだけで収納量がぐっと変わります。

方法1:突っ張り棒やスタッキングシェルフで棚を増やす

靴箱の中に空間が余っている場合、突っ張り棒や100均のスタッキングシェルフを使うと、簡単に段数を増やすことができます。特にパンプスやスニーカーなど高さの低い靴が多い方は、棚一段の高さを詰めるだけで見た目以上に余裕が生まれます。

僕の玄関はそもそも棚数が少なく、床に直置きしていたスニーカーが常に2〜3足あるような状態でした。突っ張り棒を1本足して棚を1段増やしたところ、その床置きスニーカーをそのまま棚に上げられるようになり、玄関の床に靴が並んでいる状態が解消されました。「何倍に増える」という大げさな話ではなく、床置きゼロにできたという地味だけど確実な変化です。工具不要で設置できるので、賃貸住まいでも気軽に試せるのが魅力です。

方法2:傘立てや掃除道具は靴箱の外に出す

靴箱の中に傘や掃除道具を一緒に入れている方は、それらを別の場所に移動するだけでもかなりのスペースが生まれます。玄関脇にフックを一つ付けて傘を吊るすだけでも、靴箱の下段を丸ごと靴専用にできるでしょう。

なお、靴箱の奥にスペースがあっても、収納ケースを深く押し込むのはあまりおすすめしません。奥にしまった物は視界に入らなくなり、結局使わないまま何年も放置してしまうことが多いからです。

たつろん
たつろん
クローゼットの奥に収納ケースを押し込んだことがあるんですが、結局2年間一度も開けませんでした。靴箱も同じで、奥行きを深く使おうとすると絶対に出し入れしなくなるので、僕は手前だけで完結させるようにしています。

扉裏・壁面などデッドスペースを見逃さない

靴箱の「中」だけに目を向けているうちは、実はまだ収納力を半分も使いこなせていません。ただし、これから紹介する方法はどちらも「重い靴を掛けない」ことが前提です。

方法3:扉の裏にポケット収納やラックを取り付ける

靴箱の扉の裏側は、実は多くの家で使われていないデッドスペースです。市販の靴用ポケット収納やワイヤーラックを取り付ければ、スリッパやサンダルなど薄手の履物を数足追加で収納できます。

取り付けには両面テープタイプの製品を選ぶと、賃貸でも壁や扉を傷つけずに設置できて安心です。ただし両面テープ固定のポケット収納は耐荷重が数百g〜1kg程度の製品が多く、ブーツやスニーカーのような重い靴を入れると数日〜数週間で落下することがあります。入れるのはスリッパや室内履きなど軽いものに限定しておくのが無難です。

方法4:画鋲NGの壁でもフックを増やせる

玄関の壁面にフックを付けて、そこにサンダルやスリッパを吊るす方法も収納量アップに効果的です。

たつろん
たつろん
僕の賃貸は画鋲NGの壁なので、玄関の壁にフックを付けるときはマスキングテープを下地にしてから両面テープで固定しています。これなら退去時の原状回復も気になりません。

このように下地を工夫すれば、画鋲やビスを使わなくても十分な強度でフックを固定できます。ただ両面テープでの固定は耐荷重500g前後が目安なので、僕はスリッパやサンダルだけをこのフックに吊るし、スニーカーやブーツのような重い靴は素直に棚に収める、と使い分けています。退去時の原状回復費用が心配な方こそ、こうした「跡が残らない」設置方法を選ぶのがおすすめです。

収納を増やす前に「靴の数」を見直す

どれだけ棚を増やしても、靴の数がそれ以上に増えていくなら意味がありません。収納を増やす前に、まず持っている靴そのものを見直してみましょう。

方法5:「上限ルール」を決めて靴を絞る

まずは今持っている靴を全部出してみて、1年以上履いていない靴がないかチェックしてみましょう。サイズが合わなくなった靴や、経年劣化でソールが剥がれかけている靴は、この機会に手放すことをおすすめします。

そして、減らした後の数を維持するために効果的なのが「上限ルール」です。

たつろん
たつろん
服はハンガー20本までと数で上限を決めているんですが、靴にも同じルールを応用して「玄関に出しておくのは5足まで」と決めたら、収納に悩むこと自体が減りました。新しい靴を買うときは1足手放す、と決めているので、玄関がまた靴で溢れる心配がなくなっています。

数で上限を決めてしまうと、新しい靴を買うときに「1足増やすなら1足手放す」という判断がしやすくなります。これは靴に限らず、収納全般に応用できる考え方だと感じています。

靴の数を減らして収納スペースを効率的に使う工夫を表す、シンプルなフラットデザインのイラスト。

100均グッズで仕切って使い勝手をさらにアップ

仕切りひとつで、靴箱の使い勝手は驚くほど変わります。

方法6:ファイルボックスや仕切り板で立てて収納する

靴箱の中がごちゃごちゃしていると、実際の収納力よりも狭く感じてしまうものです。100円ショップのファイルボックスや仕切り板を使って靴を立てて収納すると、デッドスペースが減って見た目もすっきりします。僕は書類整理でも100均のファイルボックスを1つ使っていて、「とりあえずこの中に入れる」だけで散らかりを防げる手軽さが気に入っています。靴箱でも同じ発想で、種類ごとにケースを分けるだけで格段に取り出しやすくなるはずです。

方法7:すのこや滑り止めシートで底面を有効活用する

靴箱の底に湿気がこもりやすい方は、100均のすのこを敷くと通気性が良くなり、においやカビの予防にもつながります。あわせて滑り止めシートを敷けば、棚板を後から追加したときにも靴が安定して収納量を維持できるでしょう。

靴箱収納、一人暮らしならやらなくていい工夫の見分け方

ここまで紹介した7つの方法は、どれも間違いではありません。ただ、全部を同時にやろうとすると設置と管理の手間だけが増えて、結局続かなくなります。一人暮らしの玄関は靴の絶対量がそもそも多くないので、「手間に対して効果が小さいもの」は最初から切り捨ててしまってよいと考えています。判断基準は「設置や管理の手間」と「効果の持続期間」の2つです。

扉裏のポケット収納・ラックはスリッパ以外なら不要

扉の裏にポケット収納を取り付ける方法は、たしかにデッドスペースを埋められます。ただ両面テープ固定タイプは耐荷重が数百g程度しかなく、スニーカーやブーツを入れると数日〜数週間で落下することがある、と本文でも触れた通りです。結局スリッパやサンダルなど軽い履物にしか使えないなら、わざわざ扉裏に専用グッズを取り付けるより、下駄箱の空いた段に立てて置くだけで十分だと考えています。使える対象が狭い割に取り付けの手間がかかる工夫は、一人暮らしの玄関では優先度を下げてよいものです。

すのこと滑り止めシートの「二重使い」はやらなくていい

底面の湿気対策としてすのこを敷くのは効果がありますが、そこにさらに滑り止めシートまで重ねる必要はないと考えています。すのこ自体に凹凸があり、多少の滑り止め効果は備わっているからです。シートを追加すると通気性が落ちて、すのこを敷いた本来の目的とかみ合わなくなることもあります。湿気対策は「すのこか、除湿剤か」のどちらか一つで十分です。

靴の種類ごとに仕切りケースを細かく分けるのはやらなくていい

ファイルボックスや仕切り板で「立てて収納する」こと自体は有効ですが、パンプス用・スニーカー用・ブーツ用と細かくケースを分けるところまでやる必要はないと考えています。分類が細かくなるほど、靴を戻すときに「どのケースだったか」を考える手間が増え、結局は適当な場所に置きっぱなしになりがちだからです。

たつろん
たつろん
書類も「デジタル化できないものは全部このファイルボックス1つ」と決めていて、細かく仕分けるほど続かないと感じています。靴箱も同じで、仕切りは「立てる靴」と「それ以外」くらいのざっくりした分け方で十分だと考えています。

傘立てや収納グッズを新しく買い足すのはやらなくていい

靴箱から傘や掃除道具を出すこと自体は正解ですが、そのために専用の傘立てを新しく購入する必要はないと考えています。玄関脇にフックを一つ付けて吊るすだけで代用できるからです。物を持ち出すための工夫のはずが、新しい収納アイテムを増やす結果になっては本末転倒です。持ち物を減らす場面では、できるだけ「今あるもので済ませる」ことを優先したほうがうまくいきます。

細かく管理しようとする工夫ほど、平日の忙しさの中では真っ先に後回しになります。靴箱収納で本当に効果が続くのは、「これだけやればいい」と言い切れるくらいシンプルな仕組みだけです。まずは上限ルールで靴の絶対数を絞り、余った収納力はすのこと最低限の仕切りだけで維持する。それくらいの割り切りで十分だと考えています。

まとめ:収納を増やす工夫と靴を減らす工夫はセットで

靴箱の収納を増やす方法として、縦の空間活用・デッドスペースの活用・靴の数の見直しという3つの視点から、7つの具体的な方法を紹介しました。突っ張り棒やポケット収納、100均グッズなど、賃貸でも手軽に試せるアイテムだけでも玄関周りはかなりすっきりするはずです。

大切なのは、収納を「増やす」工夫と、靴を「減らす」工夫を両輪で回すことです。どちらか一方だけに頼ると、増えた収納もいつかまたパンパンになってしまいます。

完璧に整理しようとすると長続きしないので、「まあ、これくらいでいいか」というくらいの気持ちで、できるところから少しずつ手を付けてみてください。玄関がすっきりすると、毎日の靴の出し入れが驚くほど快適になります。今日紹介した7つの方法の中から、まずは1つだけでも試してみてはいかがでしょうか。


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