台風対策でベランダの準備を万全にするチェックリストと当日の流れ

ベランダの植木鉢や物干し竿などを片付け、台風に備える家族の様子。 季節の暮らし
この記事は約6分で読めます。

台風前夜、ベランダのあの音が気になっていませんか

ニュースで台風の接近を知らせるテロップが流れ始めると、ふと気になるのがベランダの様子です。物干し竿や植木鉢、サンダルなどがそのままになっていて、強い風が吹いたらどうなるだろうと不安になったことはありませんか。

実際に風が強まってから対策を始めようとすると、雨に濡れながら慌てて作業することになり、思ったよりも時間がかかってしまうものです。物が飛んでいく音や、ベランダの排水口から水があふれる音を聞きながら一晩過ごすのは、精神的にもかなり疲れます。

だからこそ、台風が来る前、まだ空が晴れているうちに手を打っておくことが大切です。そうしておけば、当日はテレビや天気情報を見ながら落ち着いて過ごせるようになります。この記事では、ベランダで具体的に何をどう準備すればいいのかを順番に整理していきます。

強風で飛ばされる前に、ベランダから室内へ入れておきたいもの

ベランダに出したままの物は、すべて「凶器になりうるもの」だと考えて動かすのが安全です。軽いものから重いものまで、種類別にチェックしていきましょう。

物干し竿とハンガー類

物干し竿は両端をしっかり固定していても、強風で外れて飛んでいくことがあります。台風が近づいてきたら、竿そのものを室内に取り込んでしまうのが一番確実な対策です。ハンガーやピンチハンガーも軽くて飛びやすいので、一緒に部屋へ入れておきましょう。

植木鉢・ガーデニング用品

植木鉢やプランターは重さがあるので油断しがちですが、強風の中では簡単に転倒し、階下に落下してしまう危険があります。持ち上げられるサイズのものは玄関や室内に移動させましょう。大きくて動かせない場合は、倒れても被害が出にくい壁際にまとめておくと安心です。

動かせないものはロープで固定

エアコンの室外機カバーや大型のプランターなど、どうしても室内に入れられないものは、ベランダの手すりにロープで固定しておく方法があります。結び目は緩まないようにしっかり締め、当日の風でこすれて外れないか一度確認しておきましょう。

たつろん
たつろん
うちは賃貸の1K・8畳でベランダも決して広くないので、台風のたびに持ち出すものが多いと大変です。今はそもそもベランダに物を置きすぎない暮らしにしているので、台風前でも室内に入れるものが物干し竿とハンガーくらいで済んでいます。持ち出すものを減らしておくこと自体が、一番の台風対策かもしれません。

排水口を掃除して、浸水トラブルを防ぐ

見落とされがちですが、排水口の詰まりは室内浸水につながる意外と大きなリスクです。台風前のひと手間で、当日の心配を減らせます。

ゴミ受けにたまった落ち葉やゴミを取り除く

ベランダの排水口は、普段掃除をしていないと落ち葉やホコリで詰まりやすくなっています。大雨が降ると水が流れずにベランダに水が溜まり、最悪の場合は室内に浸水することもあるので注意が必要です。台風前には排水口のフタを開けて、ゴミ受けに溜まったものを取り除いておきましょう。

軍手か薄いゴム手袋をはめて、手でゴミをつまみ出すだけなら5分もかかりません。こびりついた泥っぽい汚れが気になる場合は、こすらずに住居用洗剤を吹きかけて数分放置してから水で流すと、力を入れずに落とせます。台風前のバタバタしたタイミングでこそ、「洗剤をかけて放置するだけ」のズボラなやり方が地味に効いてきます。

排水溝カバーがあると掃除がラク

排水口の周りに専用のカバーを取り付けておくと、落ち葉やゴミが直接入り込みにくくなり、掃除の頻度自体を減らせます。すでにカバーを使っている場合も、台風前には一度外して中を確認しておくと安心です。ここで数分手を動かしておくだけで、当日の水位の心配がかなり減ります。

ベランダの排水口を掃除して、浸水を防ぐ女性。

窓ガラス・網戸のひと工夫

風で物が飛んできた際、被害が一番大きくなりやすいのが窓ガラスです。事前の補強で、割れた際の危険をぐっと減らせます。

ガラスの補強は優先順位を意識する

窓ガラス対策として真っ先に思い浮かぶのが「養生テープを対角線状に貼る」方法ですが、実はこのテープ貼りだけでは飛散防止効果が限定的だという指摘もあります。一番確実なのはシャッターや雨戸を閉めること、それが難しい場合は飛散防止フィルムを貼っておくことです。フィルムなら一度貼れば台風のたびに貼り直す手間もありません。

養生テープはあくまで「フィルムやシャッターがどうしても用意できないときの補助」くらいに考えておくのが実態に合っていると思います。賃貸だと画鋲もNGなことが多く、壁の対策にはマスキングテープと両面テープを重ねて使うようにしているのですが、窓ガラスも同じ発想で「何を優先し、何を補助にするか」を先に決めておくと迷いません。

網戸は外して室内へ

網戸は強風で外れて飛んでいくことがあるので、可能であれば外して室内に入れておくと安全です。工具は特に要らず、下側を少し持ち上げてレールから外すだけなので、1枚あたり1分もかかりません。取り外しが難しい場合は、レールにしっかりはまっているか、爪の位置を確認するだけでも被害を減らせます。

台風対策はすべてを完璧にやろうとすると疲れてしまいます。優先順位をつけて「これだけはやっておく」というラインを決めておくと、当日までの準備がぐっと楽になるはずです。

たつろん
たつろん
僕の口癖は「まあ、これくらいでいいか」なんですが、台風対策の時だけはこれを逆に使っています。すべて完璧にやろうとせず、飛ばされたら困るものだけを優先して室内に入れる、と最初にラインを決めておくと準備が早く終わります。

台風が来る前日にやっておきたい準備の流れ

準備のタイミングを間違えると、風雨が強まった中で危険な作業をすることになりかねません。前日のうちに動いておくことが、当日の安心につながります。僕は平日だと帰宅が20時過ぎになることが多いので、台風が近づいているとわかったら、その日の帰宅後から寝るまでの間に一気に片付けを終わらせるようにしています。

前日夜(帰宅後〜就寝前)にやっておくこと

  • 20時台:物干し竿・植木鉢・洗濯用品を室内に移動させる
  • 21時台:排水口のゴミ受けを掃除する
  • 21時台:窓ガラス・網戸の対策をする(フィルムやシャッター、なければ養生テープ)
  • 22時台:断水・停電に備えて水や食料を用意する、ゴミ袋を玄関ドアノブに掛けておく

普段から寝る前に翌日の準備を済ませる習慣があるので、台風前夜もこの延長線上でベランダの片付けまで一気に終わらせてしまう感覚です。ここまで済ませておけば、当日は基本的に何もしなくて大丈夫、というところまで持っていけます。

当日の朝(出勤・外出前)にやっておくこと

  • 前夜のチェックリストを見ながら、外し忘れ・入れ忘れがないか最終確認する
  • ベランダに出るのが難しくなる前に、手すりのロープの緩みと網戸の様子をもう一度見る
  • 万が一に備えて、浴槽に生活用水を張っておく

朝は時間が足りなくなりがちなので、当日にやることは「前夜のリストの見直し」と「最終チェック」だけに絞っておくのがコツです。

たつろん
たつろん
僕は普段から寝る前に翌日の準備を済ませる習慣があるので、台風が来そうな時も前日の夜にベランダの片付けを済ませておくようにしています。朝バタバタして忘れ物をすることがなくなりました。

この記事に関連するおすすめアイテム

記事で紹介した方法をさらに快適にするアイテムをまとめました。

養生テープ

Amazonで見る 楽天市場で見る

飛散防止フィルム

Amazonで見る 楽天市場で見る

排水溝カバー

Amazonで見る 楽天市場で見る

まとめ

台風対策でベランダにやることは、大きく4つに整理できます。物を室内に入れる、排水口を掃除する、窓ガラスと網戸を守る、そして前日の夜までに時間を区切って済ませておくこと。この4つを押さえておけば、当日の不安はかなり和らぎます。

当日になって焦って作業すると雨風の中で危険が増しますが、晴れている時間に少しずつ手を動かしておけば負担はそれほど大きくありません。むしろ「前日の夜までに終わらせる」と時間まで決めてしまえば、拍子抜けするほどスムーズに済むはずです。

毎回すべてを完璧にやる必要はなく、飛ばされて困るものから優先順位をつけて対応すれば十分。次に台風が近づくニュースを見たときは、まずベランダに何が出ているかを見渡すところから始めてみてください。それだけで、当日を迎える気持ちがずいぶん軽くなるはずです。


関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました