9月の大型連休であるシルバーウィーク。
ゴールデンウィークと合わせて、1年に2回も大型連休があるとうれしいですよね。
旅行に出かけてもよし。
食べ歩いてもよし。
家でゴロゴロしてもよし。
前回のシルバーウィークは2015年でしたが、次のシルバーウィークはいつ来るのでしょうか?
そこで今回は、今後のシルバーウィークが来ると予想されている年を紹介します。
また、そもそもシルバーウィークっていつからできたのか、どのようにしてできたのかについても書いていこうと思います。
実は、シルバーウィークの名付け親は映画会社らしいですよ!
次回のシルバーウィークは!?
次回のシルバーウィークは、
2026年
と予想されています。
2017年現在から、あと9年後…
最後にシルバーウィークがあった2015年から11年も離れているのですね。
ちなみに、今後のシルバーウィークがある年として予想されているのが、
- 2026年
- 2032年
- 2037年
- 2043年
- 2049年
- 2054年
- 2060年
- 2071年
- 2077年
- 2088年
- 2094年
- 2099年
となっています(祝日に関する法律が現行のままなら)。
基本は5、6年周期でシルバーウィークがやってくるみたいですが、2060年→2071年、2077年→2088年と11年の期間が空くところがありますね。
現在はたまたま、その苦節の11年期間に当たってしまってるんですね(笑)
そもそも、なぜシルバーウィークってこんなに不定期に訪れるのでしょうか?
シルバーウィークが発生する仕組み
シルバーウィークは、「ハッピーマンデー制度」と「国民の祝日に関する法律」と「水曜日の秋分の日」がうまく絡むことで発生します。
「ハッピーマンデー制度」とは、もともと固定の祝日の一部であった祝日の一部を特定週の月曜日に移動させるという制度です。
土、日、月曜日の3連休を作ることで、余暇を過ごしてもらおうという狙いがあります。
この「ハッピーマンデー制度」によって、9月15日だった敬老の日が9月の第3月曜日に移動したのです。
これにより、まずは週末と敬老の日で3連休が毎年やってくるようになりました。
「国民の祝日に関する法律」は1985年12月27日に行われた法改正により、「その前日及び翌日が『国民の祝日』である日(日曜日にあたる日及び前項に規定する休日にあたる日を除く。)は、休日とする。」というルールができあがりました。
つまり、祝日と祝日にはさまれた平日は休日になるというわけです。
オセロのようですね。
そして「水曜日の秋分の日」。
秋分の日は、地球が秋分点を通過する日とされており、毎年9月23日ごろとされています。
この秋分の日が、21・22・23日のいずれかで、かつ水曜日である場合、月曜日が敬老の日と水曜日の秋分の日にはさまれた火曜日が祝日となるのです。
土曜日
日曜日
月曜日(敬老の日)
火曜日
水曜日(秋分の日)
↓
土曜日
日曜日
月曜日(敬老の日)
火曜日← 祝日にはさまれて休日に!
水曜日(秋分の日)
となり、シルバーウィークができあがるのです。
ちなみに、秋分の日は24日になる可能性もありますが、9月24日の水曜日が秋分の日になると、9月の第3月曜日である敬老の日は9月15日になり、秋分の日とうまく繋がらずシルバーウィークはできません。
秋分の日は、国立天文台により前年の2月1日に発表されます。
でも、天文学での秋分の日は2年後以降も計算によって求めることができるらしく、しかも今までその計算で出された日以外が秋分の日になったことは無いのです。
先ほど書いたシルバーウィークがある年の予想は、高確率でその通りになります。
ちょっと早まってシルバーウィークがやってきてくれたりする可能性は低いみたいですね…
シルバーウィークの名付け親は、映画会社!?
5月の大型連休であるゴールデンウィーク。
この「ゴールデンウィーク」という名前は、映画会社の大映の常務取締役であった松山英夫さんによって作られたと言われています。
多数の動員を生み出すことや活性化を目的とした、宣伝用語として作られたのです。
これが一般にも使われるようになっていったのです。
その「ゴールデンウィーク」と同じように、秋の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と名付けたそうです。
ただ「シルバーウィーク」の方は、当時は一般に定着しませんでした。
「ハッピーマンデー制度」ができて9月に5連休が発生するようになると、「ゴールデンウィーク」に対比する形で「シルバーウィーク」という名前が使われるようになりました。
敬老の日を含む連休のため、「シルバー(老年世代)」の意味も込められているみたいです。
シルバーウィーク 次回はいつ?今後のシルバーウィーク年一覧 まとめ
次回のシルバーウィークは、2026年です。
かなり先になりますが気長に待ちましょう。
シルバーウィークは、「ハッピーマンデー制度」と「国民の祝日に関する法律」と「水曜日の秋分の日」がうまく絡んだときに発生するレアなものです。
たまにしか発生しないからこそ、ありがたみがあるのかもしれませんね。
ちなみに、旅行会社などは3連休の場合でもシルバーウィークと呼んでいるみたいです。
キャンペーンを毎年行うために、このようにしているのでしょうね。
意外にも「ゴールデンウィーク」と「シルバーウィーク」の名付け親は映画会社。
もともとは動員アップの宣伝用語だったのです。
次のシルバーウィークが来たときは、レアな大型連休であることを噛み締めて、思いっきり遊びたいなと思います(笑)
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